こちらの記事は答え合わせの記事です。
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どちらかが舞台用の三味線の演奏で、どちらかが稽古用三味線の演奏です。
答え合わせ
舞台用三味線の演奏はAでした。
2挺とも新品で購入したわけではないので、値段はわかりません。しかしスペックから考えて舞台用三味線(A)は稽古用三味線(B)の倍以上値段の差があると思われます。
ここからは今回録音に使用した舞台用とお稽古用の三味線の違いと、良い三味線の基準を解説していきます。
良い三味線とは
個人の考え、ジャンルによる美的感覚の差異にも大きく影響されますが、一般的に良いと言われる三味線は遠音が効く三味線であるとされています。
「遠音が効く」とは遠くで聴いてもよく聴こえるという意味です。
ストラディバリウスの良さも遠音の良さにあるようなので、「遠音が効く」楽器は世界的に重宝されているのかもしれませんね。
使用した三味線のスペック
今回録音に使用した三味線のスペックの差を解説します。
三味線購入の際に参考にしていただければ幸いです。
舞台用三味線(A)
・胴…猫皮、紅木(綾杉胴)
・棹…紅木
・糸…絹糸
稽古用三味線(B)
・胴…犬皮、花梨(丸胴)
・棹…花梨
・糸…テトロン(三の糸)、絹糸(一の糸、二の糸)
お楽しみいただけたのであれば幸いです。
本年もよろしくお願いいたします。
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