作品探求 【作品探求】牡丹燈籠 三遊亭円朝の怪談が原作となり、歌舞伎化・映画化されるほどの人気を博す「三大怪談」の一つ 牡丹燈籠。それを原作とした小唄を制作した昭和の名人がいました。吉田草紙庵と英十三です。彼ら自身の著作物から小唄 牡丹燈籠の制作秘話に迫ります。 作品探求
作品探求 【作品探求】筆の鞘 筆の鞘、すなわち筆先保護のための竹筒と干した蜜柑の皮を焚いて虫よけする習慣があったそうです。その習慣と女心の描写をたくみに織り込んだ小唄 筆の鞘を紹介します。この曲の歌詞の意味・音楽的特徴、元になった俳句、歌詞に盛り込まれた江戸時代の蚊やりの習慣をお伝えします。 作品探求
作品探求 【作品探求】あじさいの 梅雨そして夏の季節の小唄『あじさいの』について。あじさいの花の色に見覚えがあると感じた男性、そうだこの色はあのとき彼女がかけていた衿の色と同じなのだと気づく季節の小唄です。歌詞に込められた季節感と作詞作曲者の経歴に迫ります。 作品探求
文化探求 【文化探求】川開き 小唄 『上汐』『涼み船』、端唄『縁かいな』、舞踊『風流船揃』、そして数えきれない程の浮世絵。様々な作品の源泉となった両国の夏の風物詩、川開き。 この行事が具体的にはどのようなものだったのかまとめてみました。 川開きとは 川開きとは陰暦の5月... 文化探求
作品探求 【作品探求】小唄 上汐 小唄 上汐 (歌詞は小六派の譜面より引用。詳細は本文参照。) 作曲:清海太夫(推測) 上汐に つれて繰り出す数々の 船は面舵 取舵よ 向う鉢巻き 片肌脱いで 勢いを競う 江戸っ子が 月と花火に 浮かれつつ 急いで漕ぎ出す 川開き 西瓜に真桑... 作品探求